沖縄で木造住宅の新築を検討し始める際に、「どのくらいの予算で新築できるのか」、「木造住宅の費用はいくらくらいか」など調べ始めますが、木造住宅の新築にかかる費用は、ピンキリなので、まずは自分の予算がいくらくらい用意できるかを調べてみましょう。予算オーバーやローンの返済に苦労する費用で新築しても家を建ててから苦労するでしょう。自分の予算にあった木造住宅を建てることで幸せな生活になります。ここでは、木造住宅を新築する際に予算や費用で失敗しないための基礎知識について説明します。
どのくらいの予算が準備できるのか
木造住宅の新築するための予算の算出は以下のパターンがあります。
- 自分の貯金
- 住宅ローン(地銀、フラット)
- 親の支援、援助
※住宅取得等資金贈与の非課税(810万円)を使えば相続税の節税になります。
などがあります。予算や節税方法については税理士やファイナンシャルプランナーに相談することもオススメします。
多くの方は住宅ローンを使いますが住宅ローンも借り入れ限度額があります。まずは、自分がいくら借り入れできるか調べてみて予算を算出しましょう。
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注意以前は住宅新築予算の100%融資(自己資金無し)がありましたが、現在は、借入基準も厳しくなり、100%融資の対象になるのが困難なため、建築予算の10%は自己資金を準備しなければいけません。住宅建築予算で借入をする際は、早めに金融機関へお話を聞きに行く方が良いでしょう。
木造住宅新築予算の費用内訳を考える
木造住宅新築にかけられる予算が分かったら、費用内訳を考えます。費用内訳の項目として
- 土地購入代
- 建築費用
- 諸経費
があります。これから土地を購入して新築する方は、土地購入費の目途が立たなければ、住宅の建築費用の目安が立ちません。すでに土地をお持ちの方は、土地購入費用は不要です。
土地購入にかかる予算も住みたい場所、立地が良い場所は費用が高くなり、建物本体にかける予算は少なくなります。建物本体に予算をかけたい場合は、安い土地(立地が悪い、市街地から離れている)になります。自分や家族の生活スタイル、将来性も考えて、予算配分を考えましょう。
建築費用を考える際は、色んな建築会社や工務店の建築費用を調べてみましょう。その中で自分の建築費用の予算と合う建築会社へ見積もりをもらい、付帯工事費や諸経費も含めた建築費用の総額を調べましょう。
予算に入れ忘れる、見落としがちな費用とは
木造住宅を新築する際は、項目が多々あり複雑な予算の計算になることを心構えしておきましょう。その中で新築予算算出に入れ忘れがないか、見落としが無いかを調べましょう。
予算で見落としがちなものが
- つなぎ融資
- 新築入居後の家具家電の買い替え
- 火災保険
- 住宅取得税
- 追加工事費
- 引っ越し費用
があります。
住宅ローンを組む場合、建築引き渡し後からが住宅ローンの借り入れが開始されます。それまでの土地購入費用や着手金、中間金などの支払いは『つなぎ融資』の借り入れとなります。金利が違うので予算も少し上がります。こちらの計算もお忘れなく。
木造住宅新新築へ入居するなら、新しい家具、家電が必ず欲しくなります。また、カーテンなどは新調しなければならないため、買い替え予算を準備しておきましょう。
賃貸アパートから、一戸建てに住み変わってビックリするのが火災保険の金額です。木造住宅は火災保険が高くなるため、年間十何万円とかかる場合もあります。大きな金額が発生しますので、火災保険の予算も準備しておきましょう。
※省令準耐火構造なら火災保険はRC住宅と同じくらいになります。
また、建築工事は期間も長く、思いもよらないトラブルや建築後に仕様変更の希望で追加工事が発生する可能性が高いものです。追加工事が発生した場合の予算も準備しておきましょう。
初めから自己資金いっぱいの建築予算で考えていると後々の追加費用などに対応できなくなります。追加の借り入れはかなり厳しくなるので、余裕をもった建築予算を考えましょう。
木造住宅新築予算は無理しない金額を検討する
特にファミリー世帯は、家の購入以外にもお金がかかってきます。将来で子供にかかるお金も増えるので、無理な予算は経てないことをオススメします。
今までの予算の説明は、あくまでも新築にかかる予算(イニシャルコスト)の説明です。住宅を快適に長く住むためには、メンテナンスが必要です。メンテナンスが必要になる時期とお子さんの進学などのライフイベントが重なることが多くあります。
木造住宅新築をする際には、予算をしっかりと考えてからの計画を立てましょう。私たちもお手伝いしますので、お気軽にご相談ください。
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