沖縄の木造住宅新築で失敗しやすいポイントとは?

沖縄の木造の家づくりは気候や風土に合わせてつくらなければ、快適に暮らすことはできません。また、家づくりを失敗すると、住宅の寿命が短くなりメンテナンスや設備の買い替えに余計なお金がかかってきます。

居心地の良い家や生活に不便のない良い家づくりをするには知識や情報が必要です。これから木造住宅を新築する方へ家づくりで失敗しやすいポイントや家を建てる時の予算をかけるポイントなどを紹介していきます。

沖縄の木造住宅は構造が最重要

沖縄で木造住宅を建てるなら、しっかりとした構造の家をつくりましょう。間取りや設備は後から変更できますが構造を変えることは難しいです。特に台風対策やシロアリ対策、大雨、洪水対策など、天候や災害に対応できる家づくりをすることが必須と言えます。

また、構造が弱いとメンテンナスに費用がかかります。外壁や設備のメンテナンスをおろそかにすることで、家の耐久性が落ちてしまい、住み心地も悪くなります。外壁などは耐久性の高いものを選ぶことや水回り設備などは交換がしやすい価格帯のものを導入することで、長く快適に住める家になります。

屋根はフラット(陸屋根)にしない

家づくりの設計で、デザインを優先しすぎると構造が弱くなる場合があります。例えば、オシャレなデザインで人気の陸屋根は水はけが悪くなり漏水(雨漏り)の危険性が高まります。木造の躯体と陸屋根部分は、縁の切れたところから雨水が侵入します。陸屋根にする場合、高性能な防水処理を施したうえで、定期的なメンテナンスが必要になります。

屋根は外見よりも機能性で選ぶことが失敗しないポイントです。

軒(のき)を小さく作らない

予算を抑えるために屋根の軒を小さく作る家が増えています。陸屋根など軒のない家も多くありますが、軒は雨から外壁を守るための重要な役割があります。軒が小さい場合、直接雨水が外壁に当たるため、外壁の耐久性が下がってしまいます。外壁の耐久性が落ちると、雨漏りが発生します。雨漏りにより構造体を濡らし続けることで腐朽菌やシロアリが発生し、内部の木の土台や柱や梁が腐る場合もあります。

家の内部への雨漏りは家の寿命は著しく短くします。構造体の耐力性が低下し、大きな地震が来た場合は倒壊のリスクも発生します。

玄関庇(ひさし)を小さく作らない

玄関庇(玄関の前の屋根)を簡易なものにすると、雨降りや強風、暴風の際に玄関に入る際に濡れてしまいます。開け閉めのタイミングで玄関から雨が入り込むなど、室内を濡らす原因にもなります。

玄関庇は新築の際に予算カットしやすいポイントですが、生活していくうちに重要さに気づきます。しっかりと予算をかけて作ることが失敗しないポイントです。

構造選びに失敗すると光熱費が高くなる

木造住宅のリビングの吹き抜けは開放感がありますが、冷房の効きは悪くなります。また、通常よりも冷やす空間が大きくなるため、エアコンにかかる電気代は高くなります。
リビング側の掃き出し窓も熱気が入りやすくなるため、西日が当たる向きのリビングは避けましょう。

RC住宅に比べ、基本的な木造住宅は断熱性の高い窓(複層ガラス)を設置しているため、光熱費を抑えることができます。ただし、ローコスト住宅やオプションで複層ガラスを導入しているところは断熱性が低くなるため、光熱費の節約はできません。

光熱費をさらに節約できるように構造や間取りを考えた木造住宅にすることをおすすめします。

間取りで失敗しやすいポイント

大きな窓は視線が合わないところに作る

大きな窓(引き違い窓)は開放感もあり、日差しも多く取り入れることができるため、必要かと思われています。しかし、生活する際には、外からの視線が気になり、カーテンで閉じてしまいがちになります。窓を開けない、カーテンで閉じたままの窓は非効率になるため、小さな窓にすることをオススメします。

引き違い窓を設置する場所は、まわりの家との視線が合わないところや防犯上問題のないところに設置するのがオススメします。

適切な場所に収納が無ければ部屋が散らかる

新築予算を抑えるために収納を減らしてしまう方は多くいらっしゃいます。収納がなければ、荷物は散乱して部屋が散らかってしまいます。引っ越し後に収納を買って設置しようと考えている方も部屋が広くなった分、荷物が置けるので収納家具の設置が後回しになりがちです。

自分が思った以上にモノを持っている方が多く、収納場所と収納するモノを考えておかないと部屋が散らかっていきます。
せっかくの新築・新居をキレイで暮らしやすい生活を送りたいなら、収納をしっかりと考えましょう。

大きすぎる収納を作ると無駄になる

収納にも使い勝手の良いサイズや形状があります。大きな収納は荷物が奥にいくと見えづらくなり、出し入れが難しくなります。
高さのある収納も自分の身長で届かない場合は使いにくく、荷物を置きっぱなしの場所になります。特にクローゼットは自分や家族の身長に合わせて、作ることが必要です。

大きな収納があると無駄なモノをため込みやすくなります。無駄なモノが多いと生活が不便になるだけでなく、シロアリや害虫の巣になる可能性もあります。
大きな収納を作るのではなく、使い勝手の良い収納を作りましょう。

弊社では住宅収納スペシャリストと提携し、生活しやすい収納をご提案しています。生活しやすい家の住み心地は最高です。是非、お客様に最高の満足感を味わってほしいです。

住宅収納スペシャリストが木造住宅を新築して、失敗したポイントを紹介しています。こちらの記事もご参考ください。

木造住宅が得意な業者を見つけること

初めての家づくりや注文住宅でのオーダーには専門的な知識がなければ、失敗するポイントが出てきます。難しい事もありますが、専門家の話を聞きながら予算と相談して家づくりを行うことが重要です。

家づくりは見た目や感覚、感情だけで判断することが大きな失敗に繋がります。きちんと説明してくれる木造住宅を得意とする業者へ依頼することが家づくりで失敗しないでしょう。

初めて注文住宅の建築をお考えの方は、是非、弊社へお気軽にご相談ください。

弊社は、住宅収納スペシャリストと考えた木造規格プランもご用意しております。住み良い家を一緒に作りましょう。

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