沖縄の気候や風土にあった快適な木造住宅・家とは

沖縄で良い家を作るには、沖縄県が推奨する『亜熱帯型省エネ住宅ガイドライン』にある『沖縄の住まいづくり(基礎編)』の資料にて、沖縄の気候や風土にあった快適な家づくりのポイントを紹介しています。

引用元:沖縄の住まいづくり(基礎編)

沖縄の気候の特徴や材料について、木造住宅からRC住宅が増えた理由、省エネの家づくりについても書かれています。
ここでは、良い家を作るための基礎知識として、沖縄の『気候からみた住まいづくり』や『材料からみた住まいづくり』について説明していきます。

沖縄の気候の特徴にあった家づくりとは

沖縄の家は、『台風に強い』『シロアリ対策がされている』必要があります。その他にも沖縄で住み良い家を作るために知るべき気候の特徴を上げています。

沖縄の気候の特徴とは

  • 蒸し暑い時期が長い
  • 強烈な日射にさらされる
  • 暖房するほどではないが弱い雨が降り低温の日がある
  • 冬は主に乾いた北風が吹く
  • 風速は早い
  • 夏は南の方向から湿った暖かい風が吹く
  • 降雨量が多く、降雨日も多い
  • 1 年中湿度が高い
  • 白蟻被害がある
  • 台風の来襲地域である

沖縄は亜熱帯気候と言われています。住宅を建築する際は、その地域の気候に合わせた家をオススメしています。次に気候への対策について説明します。

沖縄の気候への対策とは

  • 強烈な日射を防ぎ、風を取り入れる暑さ対策が必要
  • 寒さをある程度防ぐ工夫も必要
  • 夏は南風を部屋に取りこむ
  • 冬は北風を防ぐ
  • 雨対策が必要
  • 湿気がこもらない工夫
  • 白蟻対策が必要
  • 丈夫な構造にする

実は日照時間は少ない

沖縄県の年間日照時間は1,774 時間と全国平均1,897 時間よりも少ない。
都道府県別では全国35 位と下位になります。
太陽光パネルの設置やZEH住宅を建てる時の参考になる数字です。

沖縄の家には暑さ対策だけなく、雨の対策や白蟻対策も必要です。また、台風、強風対策から強固な構造の家を作ることも必要と言えます。琉球ストークでは、木造住宅の新築は、沖縄の気候への対策を加味した注文住宅プランをご提案します。

材料からみた住まいづくり

木造住宅が少なくなった理由とは

戦後の沖縄はほとんどが木造住宅でした。1956 年に襲来した過去最高記録をもつ超大型台風エマ(最低気圧936.6mmb・最大瞬間風速73.6m/秒)により、1万棟以上の住宅に莫大な被害をもたらしました。

台風襲来以前の1948年から、米軍基地内で製造するコンクリートブロックが製造され、住宅建築が行われていました。台風エマ襲来の1956年以降、民間でも補強コンクリートブロック造の住宅を建設が行われ、木造住宅の建設戸数を上回るようになりました。1966年以降、セメント製造がはじまり、RC ラーメン構造の住宅が一般的となっています。

しかし、昔ながらの木造住宅の快適性が見直されて、2013年以降から木造住宅の新築数は増加しています。最近の木造住宅は耐震性・耐風性の高い構造になりました。ベタ基礎の施工や防蟻材を使ったシロアリ対策がされているため、シロアリ被害も少なくなっています。沖縄県内の建築単価が上がり続けるRC住宅に比べ、建築単価の安い木造住宅のニーズはさらに高まると思います。

RC造より木造住宅が快適な理由とは

コンクリートの容積あたりの比熱は木材の約3倍あります。比熱とは「温まりやすさ」「冷めにくさ」を表す物理量のことです。すなわちコンクリートは木材に比べ、暖まりにくく冷めにくい特徴があります。

比熱の大きいRC住宅は木造住宅より、夏は夜遅くまで暑く感じられ、冬はより寒く感じます。そのため、木造住宅が快適性は高いと言えます。

また、木造住宅はRC住宅に比べて断熱機能が多く使うことができます。100mmグラスウール断熱材や複層ガラスなど断熱性能を上げる建材を使うことで住宅性能がかなり向上します。これからは省エネ住宅が重要になります。構造の強さ・硬さだけでなく、快適性の高い家も重要となります。省エネ住宅については、以下の資料を参考ください。

参考:省エネ住宅で光熱費 - 国土交通省(PDF)

特にエアコンをよく使う沖縄県では、夏場の夜は熱帯夜になり、エアコンの冷房、除湿無しでは寝苦しくなります。オール電化住宅にすれば、深夜の電気代も安くなるため、光熱費がかなりお得になります。

沖縄で快適かつ省エネの住まいづくりのポイント

  • 躯体の温度をなるべく気温に近づける
  • 通風、換気に配慮する
  • 結露対策を十分に行い、木部の腐朽を防ぐ
  • 昼光をコントロールする
  • 屋根面で遮熱をすること
  • 軒を出し、外壁や開口部に直接日射や雨が当たるのを防ぐ
  • 壁内部は透湿防水シート活用、雨の侵入や湿気がこもらないようにする
  • 床下や天井裏、壁の中も通気し、結露してもなるべく早く乾くようにする

家は建てる場所の環境に合わせてつくることが大切です。琉球ストークでは、沖縄で快適かつ省エネの住まいづくりをご提案しますので、お気軽にご相談ください。

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家づくりの参考に是非、ご活用ください。

 

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