沖縄で木造新築を希望する方で『平屋に住みたい』という要望はかなり増えています。生活空間がフラットで、バリアフリーにしやすい住環境のため、老後でも安心して住めると言われているため、ニーズが高まっているようです。しかし、木造平屋を建てるためには、いくつか条件があります。木造平屋にも様々なメリットデメリットがあるため、両方を知っておく必要があります。ここでは木造平屋について様々な情報を載せていますので、木造平屋を立てたい方は、こちらをチェックしてください。
平屋のメリットとは
①家事動線がスムーズ
平屋の一番のメリットは1つのフロアで生活できるので、移動が楽だということです。お風呂や洗面所は1階にあり、洗濯物を干すために2階のベランダまで洗濯物を運ぶという労働が無くなります。
また、2階に寝室やクローゼットを設けている場合も階段での移動が必須のため、日常生活で不便を感じてしまいます。平屋は2階への階段移動が無いため、生活が楽になるといえます。
②地震など災害での安全対策
大地震などで家が揺れた場合、2階建てで2階部分にいると、揺れが激しくなり、棚が倒れるなどの被害を受ける可能性があります。平屋の場合、2階部分よりは揺れの影響は少ないため、地震への安全対策があると言えます。
③メンテナンス費用が抑えられる
家のメンテナンス費用で高くつくのが外壁補修です。木造住宅の外壁材は寿命が10年のものが多く、10年に一度ほどで外壁材の張替えを推奨しています。その張替え工事を行う際に、足場を組む必要があり、その工事費が高くつきます。平屋の場合、足場を組む数が少ないために、メンテナンス費用はかなり抑えられます。
④老後の生活が楽になる
高齢になっての階段の上り下りは不安で、ケガや転倒のリスクがあります。また、赤ちゃんや幼い子供がいるご家庭も階段はリスクと考え、平屋を希望しています。新築でバリアフリーにすることで、老後も安全に住めるのが平屋の最大のメリットだと言えます。
平屋のデメリットとは
①視線が気になる
近所が2階建ての家に囲まれた場合、上からの視線が気になるなど、プライバシーが守りにくい面があります。平屋の間取りは、自宅周辺の人や車の往来を把握したうえで窓の位置やサイズを決めましょう。
②平屋は防犯面での配慮が必須
平屋は窓が多くなり、屋外への出入口が増えるため、防犯面に配慮する必要があります。高い塀で囲われた場合、裏口などは死角となり、空き巣被害にあいやすくなります。人感センサーや防犯カメラなどの防犯対策が必須と言えます。
平屋を建てるための条件
様々なメリットがある平屋ですが、平屋を建てるには様々な条件をクリアしなければいけません。平屋を新築するための条件について説明します。
広い土地がある
建坪が小さくても延床面積が多くとれるために、2階建ての家を建てる人が大多数です。2階建ての家と同じ延床面積が欲しいなら、同等の建坪が必要になるため、広い土地が必要になります。
予算がある
上記のように広い土地が必要になるため、土地をこれから購入される方は、広い土地を購入する予算が必要になります。また、平屋は2階建てよりも基礎部分と屋根の面積が大きくなるため、建築費は高くなります。
平屋を建てる時に気をつけること
防犯対策をしっかりとする
平屋は空き巣に狙われやすい住宅と言われています。空き巣の侵入経路で一番多いのが、窓破りであることから1階に窓が多くあると侵入しやすくなるという訳です。平屋を新築する際には、窓や勝手口を強固なものにするだけなく、裏庭などで死角ができない作りをすることが必要です。
周囲からのプライバシーの確保
平屋は周囲の家の位置や環境によって、家の中が丸見えやすくなりますので、周囲の視線が気になります。新築で平屋を建てる際は、周りの住宅の環境や視線をよく考慮したうえで間取りを決めた方が良いでしょう。
ここ最近は、若い世帯から木造平屋を希望する方が増えてきました。できる限り、お客様のご要望に合わせた住み良い平屋住宅を建築できるようにしますので、木造平屋の新築を考えている方は、ご相談ください。
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