交通量の多い幹線道路沿いの住宅地。周りは建物に囲まれ、前面道路の先は行き止まりになっていることからお施主様がご希望されたのは2階リビングのお家でした。
通行人や近隣住人からの視線を避けることができ、よりプライベートな空間を確保できます。これにより、家族がくつろげる静かで落ち着いた空間が生まれました。
住宅密集地や外部からの視線が気になる土地に新築をお考えの方や景観を楽しみたい方は2階リビングという選択肢もひとつですね。
今回は「施工は琉球ストークで」とお施主様からご指名をいただき
設計事務所様よりお施主様をご紹介され施工させていただきました。
張りわけた木目調のサイディングとせり出した袖壁と庇によりボリュームとラインの調和の取れた機能的かつ美的なファサードに仕上がりました。このようなデザイン要素は、建物に個性と魅力を与え、同時に機能性やエネルギー効率も向上させることができます。
2階のリビングに勾配天井を取り入れることで、開放感が生まれ、空間全体により広がりがでました。大梁をアクセントとして捉えることで、建物の構造的な美しさが際立ち、大梁が視覚的な要素となり、空間に重厚感を与えることができます。
天井の高い空間は光の取り込みが増え、自然光がより多くの領域に行き渡ることで明るく開放的な雰囲気を作り出します。
対面キッチンは、家族のコミュニケーションを深める素晴らしいデザインです。
キッチン対面にはダイニングテーブルを造作し、家族がくつろぎながら会話と食事を楽しむスペースが生まれます。朝食や軽食を取りながら、家族全員が一緒にいる時間を大切にできます。造作のダイニングテーブルに明るく灯すライティング照明の設置は、空間に温かさと居心地をもたらし、食事の雰囲気をより特別なものにするでしょう。
お施主様との現場での打ち合わせを重視し、使い勝手を確認しながらヒヌカンや照明の配置を行いました。特に、スポットライトを採用した作業灯が大活躍されているそうです。スポットライトは、特定のエリアを重点的に照らすことができ、機能的でありながらもデザインの一部としても活用できます。
リビングからフラットに伸びるバルコニーは奥様のご希望でした。
リビングとの繋がりを持たせることでセカンドリビングとなり、外の雰囲気を楽しみながらくつろげる特別な場所になりました。この特別な空間でご家族は朝食をとられたり、お茶をされたりと楽しまれているようです。
採風玄関を採用され風の抜ける玄関スペースには、こだわりのニッチスペースと造作腰掛ベンチを設置致しました。
採風玄関は玄関内が常に新鮮で気持ちよい空気で満たされ、湿気や不快な臭いの軽減に役立ちます。
玄関は2WAY玄関になっており、大型のシューズクローゼットがあります。
これにより玄関周りがいつでもすっきりとした印象になります。
将来を見据え、1階に浴室とユーティリティーを配置しました。階段を使わずにバスルームにアクセスできるため、利便性が向上します。ご高齢になった時には1階だけでの生活も視野に入れてお施主様が考え抜いた配置です。もちろん寝室も1階に配置されていますのでセカンドライフも安心です。
都会の中という立地条件ながら2階にリビングを設けることでゆったりと過ごせる空間に、もちろん家事動線、造作収納はかかせません。
今回はお施主様が間取りや収納計画に明確なヴィジョンをお持ちだったので設計事務所様のデザインを実現しつつ、お施主様と詳細打合せを重ねて施工を進めていきました。
お施主様のこだわりに共感し、使い勝手を想像してカタチにしていく現場管理を一貫して行う弊社だからこその対応力でお施主様とともに家づくりを行います。
設計事務所様にてプランニングをされている方も
「信頼できる施工会社に出会いたい」
「こんなこと出来るのかを相談したい」
というご相談も大歓迎ですのでお気軽にお声かけ下さい。